保留した通話を、だれでも引き継げる。

1.パーク保留はビジネスシーンでは、必須機能

パーク保留とは、PBX(電話交換機)で利用できる機能のひとつで、通話を保留にし別の電話機からそのコールに応答することができるというものです。通話中に「パークボタン」を押して、その番号に一旦保留する。保留した際の番号さえ知っていれば、誰でも通話を再開する事ができます

2.例えばこんなシーンで便利に使えます

複数担当者がいて誰に電話を取り次げばいいか不明な場合、一旦その通話を「番号1」にパーク。「1番に○○の件で問合せです」と営業グループに伝えれば、その中の最も適任の担当が通話を再開する事ができます。

通話中に、[Park(パーク)]保留ボタンまたは スマホアプリの保留 ボタンを押すと、パーク番号が表示されます。この番号を内線で連絡したり、口頭にて伝えることで、別の電話機やスマホから保留ボタンの番号すると、パークされている通話を再開できます。

※電話機とスマホアプリとは手順が違います。

また、他の部署の人に電話を代わりたいのに、全ての外線チャンネルが埋まっている、そんな時に通話をパークし、パークした番号を相手に伝えるだけで相手はパークボタンを押して通話を引き継ぐ事ができます。

保留との違い: 一旦保留した通話は、その電話機の保留ボタンをおさないと解除されませんが、パーク保留はどの電話機でもそのパーク番号を押せば通話を再開することができます。

※欧米では保留転送を利用、日本は、ライン・キー機能備えたパーク保留が主流

保留転送とは特定の電話機へ転送します。よって発信側には呼び出し音がなり、着信側は誰から転送されるのかわからないです。パーク保留はパーク番号さえ知っていればどの電話機でも通話を再開することができます。事前に連絡があれば誰かを判断して、着信拒否をすることも可能です